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髙橋 優(たかはし ゆう)

髙橋 優(たかはし ゆう)

ご挨拶

阿倍野なみはや法律事務所の弁護士・髙橋優(たかはし ゆう)です。
不動産に関する法律問題は一人で抱えるには重く、複雑です。売買、賃貸、相続と様々なシチュエーションにおいて真摯に皆様の声を聞き、最良の解決へと導くサポートを行わせていただきます。
不動産問題の解決に力を入れる法律事務所として、ご相談者様・ご依頼者様の“頼れるパートナー”でありたいと願っております。お困りのことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

所属

  • 大阪弁護士会所属
  • 子どもの権利委員会
  • 犯罪被害者委員会

弁護士インタビュー

2024年4月からの相続登記の義務化
所有者不明の土地や
空き家問題などを背景に
不動産問題専門サイトを立ち上げ

今回、不動産問題専門サイトを立ち上げようと思ったきっかけは?

今回、不動産問題専門サイトを立ち上げようと思ったきっかけは?

2024年4月からの相続登記の義務化や、所有者不明の土地や空き家問題などを背景に、専門サイトの必要性を感じて立ち上げた次第です。また非弁業者、あるいはそれに近い行為を行っている業者が散見されるようになってきており、それに伴うトラブルも非常に増えているという印象です。こうした状況の中、やはり弁護士として正しく解決をはからなければいけないと感じたのもきっかけの1つです。

非弁行為に関連するトラブルとは、具体的には?

非弁行為に関連するトラブルとは、具体的には?

例えば「空き家管理」というような民間資格を名乗る団体が、コンサルタントという名目で毎月一定の料金を請求しながらも、実質的には適切なコンサルティングや管理を行わないケースがあります。「空き家を有効活用する方法をアドバイスする」としていながらも、それは素人同然のもので、お金だけがかかり続けて問題が解決しないということがあるようです。

事務所に寄せられる不動産トラブルの中で、特に多いケースは?

事務所に寄せられる不動産トラブルの中で、特に多いケースは?

今お話しした非弁行為に関わるトラブルのご相談もそうですが、特に多いのは相続に絡むものです。具体的には「相続人がわからない」「古い登記のままで処理が進んでいない」「未登記の建物がある」「地図と実際の土地が合致していない」といった問題が挙げられます。

相続での不動産登記を
放置していませんか?
時間が経過すると、それだけ問題が
複雑化してしまうことも

不動産問題を弁護士に相談するメリットは?

不動産問題を弁護士に相談するメリットは?

誰が所有者なのかわからない不動産がある場合、解決のために調停や審判が必要になりますが、弁護士ならそうした手続きをスムーズに行うことができます。これは基本的に弁護士でないと行えない業務で、不動産が高額であればあるほど弁護士の介入が必要になると言えます。

実際に解決した不動産問題の例は?

実際に解決した不動産問題の例は?

相続人が30人以上おられて、相続人同士の繋がりがまったくなく、誰が相続人であるのかもわからないような状態だったのですが、お一人おひとり調べて遺産分割協議証明書の作成をサポートしたというケースがあります。地域も広範で、北は北陸地方、南は九州地方まで及んでいました。
このケースは、3代前の相続で不動産登記を放置したために起きたトラブルなのですが、「たった3代前で」と思われるかもしれませんが、それでもこのように問題が複雑化してしまうものなのです。

そのようなケースでは、当事者だけでの解決は難しい?

そのようなケースでは、当事者だけでの解決は難しい?

難しいと思います。今のケースに加えて、戸籍が存在しない、また戸籍の保管期間が切れ、住民票も動かされていないなど、相続人を追いかけようがないケースもあります。このようなケースでは、公示送達という手段を用いて審判を経て手続きを進めていくことになるのですが、やはり弁護士でないと対応するのは難しいと思います。

不動産業界の知識・
ネットワークを活かして
多方面から解決策を
見出せる点が強み
多くの不動産問題に携わった
豊富な経験があります

阿倍野なみはや法律事務所の不動産問題における強みは?

阿倍野なみはや法律事務所の不動産問題における強みは?

不動産問題は特殊な分野で、弁護士によっても得意・不得意があるのですが、私は父が不動産会社を経営していることもあって、幼少の頃から不動産業界には馴染みがあります。現在も多くの不動産会社の社長と繋がりがあり、そうした知識・ネットワークを活かして多方面から解決策を見出せる点が強みだと考えています。

弁護士によって得意・不得意があるのはどうしてなのでしょう?

弁護士によって得意・不得意があるのはどうしてなのでしょう?

不動産問題には、多種多様な法律や条例が絡んできます。そのすべてに精通していないと、解決方法が見出せない、対処が難しいということが多々あります。特に経験がないと「存在自体を知らない」という法律も出てくることがあるため、経験に基づく知識が大きな差を生むポイントになると考えています。

これまでの不動産問題解決の実績は?

これまでの不動産問題解決の実績は?

これまでに、おおよそ200件程度の不動産問題を解決してきました。弁護士によってはあまり手がけない方もいるので、この実績は「相当数やってきた」と言えると思っています。

不動産問題の解決には
時間がかかります
だからこそ“早く動き出す”
ことが大切です

どのような場合、弁護士に相談した方が良いと思いますか?

どのような場合、弁護士に相談した方が良いと思いますか?

何代も登記を怠り放置されてきた不動産、また特定が難しく、売却も難しい山林のような不動産がある場合は、一度弁護士へ相談されるのが良いと思います。
また相続人が大勢いる時も注意が必要で、今の例で言うと、長らく登記をしていない不動産では相続人の戸籍が途中で追えなくなったり、協力が得られない相続人が現れたりする場合もあります。もしお一人でも協力を拒む相続人が現れたら、裁判所を通さざるを得なくなります。そうなると当事者同士での解決は難しくなりますので、問題が深刻化する前に弁護士へ相談するのがベストです。

不動産問題の解決において、何が最も重要だと考えますか?

不動産問題の解決において、何が最も重要だと考えますか?

不動産問題のうち、特に法律を通じた解決には時間がかかります。元々、不動産問題の解決には時間がかかるのですが、それに加えて法的な手続きにかかる時間がプラスされるからです。なので問題解決へ向けた動き出しを早くし、後回しにせずに取り組むことが重要です。

不動産問題でお困りの方へメッセージをお願いします

不動産問題でお困りの方へメッセージをお願いします

不動産問題は、単なる「物件の問題」だけに留まりません。その背景には、深く根差した「原因」があります。
典型的な例として“相続”があります。なぜ相続がうまく進まないのかを理解するためには、その背後にある家族関係や兄弟関係を遡っていく必要があります。また所有者がいるのに空き家になっているケースでは、その理由が建築条件の問題なのか、それとも別の何かなのかを把握する必要があります。こうした“原因の根っこ”を調べないことには、適切な解決策は見つかりません。

そして、その“原因の根っこ”を調べて解決するのが弁護士の仕事です。もし今、不動産問題でお困りなら一人で抱え込まず、まずは一度専門家へご相談ください。そうすることで根本的な原因が解決でき、結果として不動産問題も解決へと至るはずです。
大切なのは、専門家への早期の相談です。無料相談も実施しておりますので、お気軽にご連絡ください。

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